【年末調整と確定申告って何?】~日本の税金をもっと知って得しよう!~

自民党総裁選に立候補表明した河野太郎デジタル相(61)は5日午後、総裁選公約を発表しました。その中で将来的に年末調整を廃止し、すべての納税者に確定申告をしてもらうという案を主張しました。

「年末調整?確定申告?それって大人の話でしょ?」と思っているみなさん。でも、これを知っておくと、将来お金の管理がグッと楽になるんです。将来、自分でお金を管理しなければならない場面が必ず来ます。今から少しずつでも知識を持っていると、役立つこと間違いなし!

目次

年末調整って何?

まず「年末調整」とは、サラリーマンやOLの方が受ける税金の調整のことです。1年間に支払うべき税金が、多すぎたり少なすぎたりしていないか、会社がまとめて計算してくれます。もし払いすぎていれば、年末にお金が返ってくることもあります。

たとえば、普段のお給料からすでに「所得税」という税金が引かれていますが、年末になると会社が1年分の所得を正確に計算して、本来払うべき税金額と照らし合わせて調整を行います。このおかげで、会社員は自分で難しい税金計算をしなくても済むというわけです。

確定申告って何?

次に「確定申告」。これは年末調整と違って、会社がやってくれません。自営業の方やフリーランスの人などが、自分で税金を計算して申告する手続きです。会社員でも、医療費が多くかかったり、住宅ローン控除を受けたりする場合は、自分で確定申告を行うことになります。

たとえば、医療費控除という制度があります。病院にたくさん通って医療費がかさんだ場合、それを申告することで一部のお金が戻ってくることがあります。確定申告をすれば、こういった「お金が戻るチャンス」を活かすことができるんです。

河野太郎氏が提案する未来の税制度

河野太郎氏の提案する年末調整の廃止という案は、すべての人が自分で確定申告を行うという制度です。確定申告は、現在の日本ではフリーランスや自営業の人たちが行うことが多いですが、この提案が実現すれば、すべての働く人が自分で税金の計算をすることになります。

ただし、デジタル技術を活用してもっと簡単にできるようにするとのことなので、みなさんが大人になったときには、確定申告がもっと簡単になっているかもしれません。

みんなの学級通信の視点から

「みんなの学級通信」でも何度もお伝えしているように、未来をどう生きるかはみなさん次第です。税金やお金の管理は、未来の生活をより豊かにするために欠かせない知識です。将来、どの道を選んだとしても税金に関わることは避けられません。だからこそ、今のうちから税金について少しでも知識をつけておくことが大切です。

まとめ

税金というと難しそうに思うかもしれませんが、基本的な仕組みを知っているだけでも、将来のお金の管理がグッと楽になります。年末調整は会社がやってくれるから安心ですが、確定申告は自分でやらなければならない場面が出てくるかもしれません。そんなとき、今から学んでおけば、将来きっと役立つはずです。

「お金なくして自由なし」

みなさんがこれからどんな道を進むにしても、お金に強い大人になるために、今からしっかりと学び、準備しておきましょう!

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この記事を書いた人

高校教師として日々生徒と向き合いながら、教育ブログ『みんなの学級通信』を運営しています。教育の現場で培った経験や知識を生かし、生徒だけでなく、読者の皆さんにも役立つ情報をお届けします。趣味は読書と執筆とランニング。夢は日本一のブログサイトを作ること。これからもみなさんと一緒に成長していきたいと思っています!

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