昨日、岡山学芸館高校吹奏楽部の定期演奏会に行ってきました。今年度も全日本吹奏楽コンクールの全国大会への出場が決まっているこの部は、中国地方でもNo.1と称される実力派の吹奏楽部です。その演奏会で感じたこと、学んだことを今日はみなさんにお伝えしたいと思います。
演奏の素晴らしさに感動
まず、演奏自体が本当に素晴らしかったです。何度も全国大会に出場している吹奏楽部だけあって、その技術の高さは圧倒的でした。特に感じたのは、絶妙なテンポ設定と楽器同士のブレンド感。全体の音が一つの大きな調和となって聴こえてくる瞬間は、まさに芸術の域に達していると感じました。
演奏が始まると、瞬く間にその音楽に引き込まれ、あっという間に時間が過ぎていきました。繊細なピアニッシモから力強いフォルティッシモまで、音の広がりが会場全体を包み込み、その一瞬一瞬が心に響くものでした。
演奏以外の演出にも注目
演奏会の後半では、パート紹介やダンスなど、演奏以外の演出も行われました。特に印象に残ったのは、各パートが個々に紹介されるシーンです。自分たちの楽器を誇りに思い、音楽を楽しんでいる姿が本当に輝いていました。そしてダンスパフォーマンス!これがまたプロ顔負けの演出で、観客を楽しませようという気持ちが強く伝わってきました。
全力で取り組む姿に感動
そんな彼らの姿を見ていると、不思議なことに涙が溢れてきました。なぜでしょうか?おそらく、それは彼らが全力でこの演奏会に取り組んでいる姿に心を打たれたからだと思います。努力を積み重ね、仲間と共に一つの目標に向かって進んでいく姿は、見る人の心に深く響くものがあります。
音楽を通して、一人ひとりが「いま、ここ」に全力を注いでいる。全身全霊で音楽を楽しみ、観客に最高の演奏を届けようとするその姿勢が、演奏を超えた感動を呼んでいるのです。
「いま、ここ」を大切にしているか?
私たちの毎日は、どうでしょうか?みなさんは、今やるべきことに全力を注いでいますか?日常生活の中では、どうしても「後でやろう」「まだ時間があるから」と思ってしまうこともありますよね。しかし、この演奏会を見て改めて感じたのは、「いま、ここ」に集中して全力を尽くすことの大切さです。
演奏会に向けて、彼らは間違いなく数えきれないほどの練習を重ねてきたでしょう。時にはうまくいかないこともあったかもしれませんが、それでも仲間とともに努力を積み重ね、その結果がこの感動的な演奏につながっています。彼らの姿勢は、私たちに大切なメッセージを送っています。
日常生活でも全力を尽くす
私たちも日常の中で、自分が取り組むべきことに全力を注ぐことができるはずです。それは勉強であったり、部活動であったり、友だちとの関わりであったりします。どんな小さなことでも、手を抜かずに真剣に向き合うことで、自分自身の成長につながります。
そして、その姿勢が周りの人にも伝わり、チームやクラス全体の雰囲気を良い方向へ導くことができるのです。岡山学芸館高校吹奏楽部がそうであったように、一人ひとりが全力を尽くすことで、大きな成果を生み出すことができるのです。
最後に
「いま、ここ」に全力を注ぐこと。それは簡単なようでいて、実はとても難しいことです。私たちは、どうしても過去や未来のことに気を取られがちですが、目の前のことに集中することで、日々の充実感や達成感が大きく変わってきます。
岡山学芸館高校吹奏楽部の演奏会は、音楽の美しさだけでなく、全力で取り組む姿勢の美しさを私たちに教えてくれました。みなさんも、ぜひ「いま、ここ」を大切にして、日々の生活に全力で向き合ってみてください。それが未来へ繋がる大きな一歩となるはずです。
未来を切り開く鍵は、今日の一瞬一瞬にあります。今日から、全力で取り組む姿勢を持って、みなさんの目の前にある「いま」に挑んでいきましょう!
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